実践!女性のための美容&美肌雑学
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コレだけは押さえる!腹回りのたるみが取れにくい理由

女性の体は特にたるみが目立つようになると、洋梨のような体型(いわゆる〝おばさん体型〟)になってしまう傾向が強く、出産経験のない若い女性であっても、年齢より老けて見られることが多いようです。

腹回りの〝たるみ〟も老化現象のひとつなので、太っているいないに関係なく、年を重ねるとともに、徐々にたるんでいくものですが、20代、30代という若さで、腹回りの〝たるみ〟が目立つようになると、特に独身女性のショックは相当なものでしょう。

そのため、腹回りの〝たるみ〟が目立ち始めると、効果がある(あった)とされる解消法を、一度は試してみたくなるものですが、なかなか目に見える効果が現れないため、志半ばで諦めてしまう人も少なくありません。

しかし、一旦諦めモードに入ってしまうと、腹回りの〝たるみ〟は、より取れにくい〝セルライト〟と呼ばれる物質を形成するキッカケにもなるので、腹回りのたるみが気になり出した人は、早めにたるみ対策を実践した方がよさそうです。

そこで、途中で諦めてしまわないためにも、なぜ腹の回りについた〝たるみ〟は取れにくいのか、まずはその理由を知ることが大切です。
腹のたるみを引き起こす主な原因
筋力低下
(筋肉の衰え)
内臓などの臓器を守るため、腹回りは特に皮下脂肪が付きやすいが、日常生活ではあまり使われることのない部位であり、特に意識して筋力を付けていかなければ年齢と共に徐々に衰えて行き、たるみが目立つようになる。
基礎代謝の低下 筋力の低下は概ね30代頃から始まると考えられており、筋力の低下 → 基礎代謝の低下 → 燃焼されにくい→ 体脂肪の増加といった悪循環を招くため、腹のたるみが目立ち始めるようになる。
コラーゲン不足 コラーゲンはハリのあるみずみずしい肌を維持するために欠かせないタンパク質の一種だが、年齢と共に徐々に老化する。そのため、皮膚の弾力がなくなり保湿力等も低下するため肌にシワやたるみが現れやすくなる。40歳前後のコラーゲンの新陳代謝速度は10代の頃に比べると約半分程に低下するとも言われており、コラーゲン不足がたるみの一要因だと考えられている。
お腹のたるみが落ちにくい理由
女性の体は、比較的、体脂肪の付きやすい部位とそうでない部位とに分けることができますが、腹は特に体脂肪の付きやすい部位であり、その特質が〝たるみ〟を落ちにくくさせている要因のひとつだと言われています。

ではなぜ、女性の腹回りの〝たるみ〟は落としにくいのか?もう少し、具体的に話を進めていきましょう。

腹回りに付く体脂肪は、大きく2種類〝内臓脂肪〟と〝皮下脂肪〟に分けられますが、女性は男性に比べ、皮下脂肪の付きやすい体質だと考えられています。

つまり、女性の腹の〝たるみ〟を形成している体脂肪は、主に《皮下脂肪型》と考えられ、この皮下脂肪は内臓脂肪に比べると代謝が悪く、分解されにくい(つまり、脂肪が落としにくい)性質をもっていることから、効果が現れるまでに時間がかかるのです。

そのため、皮下脂肪だけでなく内臓脂肪も多く付いているような腹の〝たるみ〟を形成している場合は、通常、まず筋肉を動かすためのエネルギーとなる内臓脂肪から落ちていくため、皮下脂肪は内臓脂肪がある程度落ちてからでないと取れない(つまり、内臓脂肪が多いと、まずはそちらから燃焼されていくということ(ただし、皮下脂肪がまったく落ちないわけではない))ということになります(もちろん、個人差もありますが…)。
女性のおなかのたるみが取れにくい理由
チェック 女性のおなか回りに現れやすいたるみは、代謝の悪い皮下脂肪型が多い!
チェック 皮下脂肪よりも内臓脂肪から先に燃焼されていくため、皮下脂肪型のたるみが目に見えて取れるようになるには時間がかかる!
チェック 皮下脂肪が蓄積されたまま放置されていると、セルライトを形成してしまう(セルライトとは、要は脂肪の塊なので、体重は減ってもボディーサイズだけが変わらないといった悪循環に陥ってしまう)!
チェック 腹筋は日常生活ではあまり使われない筋肉なので、日頃から意識して筋力アップを心がけていないと年齢とともに徐々に衰えてくる!
おなかの〝たるみ〟に欠かせない体脂肪
内臓脂肪型の特徴 皮下脂肪型の特徴
文字通り内臓の回りに付いている体外からは目で確認することのできない脂肪(確認するには、CTスキャンなどを用いる)であり、主に内臓のポジションをキープしたり衝撃から守るクッション的な役割を担っている。

この内臓脂肪は、筋肉を動かすエネルギー源となるため、体重に対し筋肉が女性よりも多い男性に付きやすいといった特徴がみられる(ぽっこりと前に突き出たようなお腹が女性よりも男性に多く目立つのはそのため)。

また、血行のよい内臓回りに付いていることから、代謝が活発で蓄積されやすい反面、分解されやすい特徴をもった脂肪でもある(つまり脂肪は付きやすいが、落としやすくもあるということ)。
皮下脂肪とは、皮膚の下に付いてしまった脂肪のことで、内臓脂肪とは違い、体の表面に近い部分に付く脂肪であることから、指でつまむこともできる。

主にエネルギーの貯蔵と保温の役割を担っており、女性にとってなくてはならない脂肪(妊娠時に子宮を冷やさず衝撃から守る)とされ、男性よりも女性に付きやすい性質をもっている。

しかし、皮下脂肪があまり付き過ぎると、体型が洋梨のような形になり、内臓脂肪型とはまた少し違った形で、おなか回りのたるみが目立つようになる。

皮下脂肪は内臓脂肪に比べ代謝が悪く分解されにくいため、落としにくいといった特徴がみられる。




三日坊主にならないための腹たるみ対策のコツと解消法

前項で説明したとおり、女性の回りに付いた〝たるみ〟は、体脂肪が深く関係しているケースが多いと考えられます。

ということは、必要以上に付いてしまった体脂肪を燃焼(減らす)させることができれば、腹の〝たるみ〟も自ずと落ちてくるはずです。

しかし、女性の腹回りは、体質上、内臓脂肪よりも燃焼されにくい皮下脂肪の方が付きやすいため、たるみ対策を始めたからといって直ぐに効果が出るわけではありません。

※ 腹たるみの解消に即効性(短時間で確実におなか回りの体脂肪を除去したい)を求めているのであれば、美容外科などで行っている脂肪吸引を検討した方が良いでしょう。
腹たるみ解消の落とし穴
落とし穴食事療法のみによる急激なダイエットでは腹のたるみが取れないこともある!(年齢とともに皮膚も老化していくため、筋力アップも並行して行いウエスト回りを徐々に引き締めていかないと、皮だけが残りたるんで見えてしまうことも…)

落とし穴女性は妊娠することでお腹の皮膚が急激に伸びるため、個人差はあるものの、産後、どうしても腹回りの皮だるみが起こりやすい。そのため、体重は戻せても皮だけが余ってしまった…といった経験をされる方も多いが、このたるみは手術でも受けないかぎり短期間では取れにくい!
しかし、効果が出ないからといって途中で止めてしまい、その腹のたるみを放って置くと、セルライトなどを形成し、よりたるみの取れにくい体質へと変わってしまう恐れもあるので注意が必要です。

そこで、腹の〝たるみ〟を落としたいと切に願っている人が特に陥りやすい勘違いと併せて、女性でも無理なく実践できる効果的な腹たるみの解消法を紹介しておくので少し参考にしてみてください。
腹筋を鍛えればたるみが取れる!? の誤解
筋トレをして腹筋を鍛えれば、腹の〝たるみ〟は直ぐに取れる!といった話もよく聞きますが、それは大きな誤りです。

つまり、腹筋運動そのものが、直接、体脂肪を減らすわけではありません。

この種の筋トレは、脂肪を落とすというよりも、腹筋を鍛え、腹回りの筋肉をつけることで、脂肪が蓄積されにくい体を徐々に作り上げていくことが目的なのです。

したがって、腹筋をしたからといって、みるみる腹回りの〝たるみ〟が取れ引き締まっていくわけではないのですが、このような知識がないために、効果が現れる前に腹筋運動を止めてしまう女性は少なくないようです。
腹筋運動の効果

年齢と共に基礎代謝は減り続けるため、脂肪が燃焼されにくく体脂肪が付くやすくなる
矢印
普段使われにくい腹部の筋力を鍛える
矢印
代謝機能がアップし消費されるエネルギー量が増える
矢印
体脂肪が蓄積されにくくくなる
女性でも無理なく行える効果的な腹筋運動
腹の〝たるみ〟とは切っても切れない関係にある腹部の筋肉は、4つの筋肉(腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋)で構成されており、これらの筋肉をまとめて〝腹筋〟と呼んでいます。

したがって、腹の〝たるみ〟を解消するには、これらの筋肉を鍛え、脂肪の燃焼しやすい体へと作り変えることがとても有効ですが、女性は男性と違って、大半の方がボディービルダーのような割れた腹筋などはまったく望んではいません。

また、腹筋は普段の日常生活であまり使われることのない筋肉なので、慣れない人が急に始めたり無理をすると腰を痛めてしまうこともあるので注意が必要です。

そこで、女性でも無理なく実践でき、程よい引き締め効果が期待できる効果的なエクササイズを以下に紹介しておくので参考にしてみてください(特に女性は慣れないと腰を痛めてしまうこともあるので、慣れるまでは回数など特に気にする必要はありません)。
腹筋 特徴 無理なく行える効果的なエクササイズ
腹直筋 6つに割れた腹筋(いわゆる、シックスパック)を形成するために欠かせない筋肉(正確に言うと、腹直筋はもともと割れている)。 lesson: 仰向けに寝転ろび両ひざを抱え、ひざを胸までゆっくりと引き寄せたら、ゆっくり戻す(5~10回を1セット)。

lesson: 仰向けに寝転び膝を曲げたら、頭の後ろで手を組み体をゆっくり上下運動させる(5~10回を1セット)

ポイント:女性は特に腰を痛めてしまうこともあるので必ず膝を曲げる!
外腹斜筋 腹直筋の左右両横に位置する筋肉であり、外腹斜筋を鍛えることでお腹が引き締まって見えるようになる。 lesson: 仰向けに寝転び、両腕を広げ床を押える。 両足を真上に向かってゆっくり上げたら、膝を90度くらいの角度まで曲げる。 揃えた両足をゆっくりと右側に向かって倒した後、再度、揃えた状態のままもとに戻す。 ③と同じ行為を左側でも行う。(5~10回を1セット)

ポイント:腰をねじる際、肩・背中は浮かせないこと!また、足だけを曲げるのではなく、意識して腰をしっかりとねじることが大切。
内腹斜筋 外腹斜筋の内側(内部)に位置する骨盤から肋骨へ斜めに走っている筋肉。内腹斜筋と外腹斜筋は、共に協力関係にあり、内腹斜筋を鍛えることで、お腹が引き締まって見えるようになる。
腹横筋 内腹斜筋の深層にある、お腹の深部をぐるりと囲み支えている筋肉。腹横筋はちょうどコルセットのように腹を締める役目があるため、腹横筋を鍛えることで腹のたるみを防止することができる。 上記のような腹筋運動では鍛えにくい筋力であり、主に腹式呼吸をしながらお腹を膨らませたりへこませたりする行為が有効。

lesson: 仰向けになって寝転び膝を立てたら、両手をお腹の上で重ね、ゆっくりと息を吸い込むと同時に腹を膨らませた後、ゆっくると息を吐きなが腹をへこませる。(10~15回を1セット)

ポイント:四つんばいになって同じ行為を繰り返すとさらに効果的。
激しい運動をする必要はない!?
脂肪を取るには激しい運動の方がきっと良いはずだ!と思われがちですが、腹の〝たるみ〟を形成している〝体脂肪〟の燃焼に効果的な運動は有酸素運動だと言われています。

※ 意外に思うかもしれませんが、息切れしてしまうような激しい運動では長く続かず、かえって脂肪は燃えてはくれません。

この有酸素運動とは、息切れするような激しい運動ではなく、じんわりと汗ばむ程度の運動のことです。

有酸素運動の典型的なものとしては、ウォーキングやサイクリング、スイミングなどが挙げられますが、特にウォーキングは、走ることが苦手な女性でも、十分、日常生活の一部に〝散歩〟という形で取り入れることができるはずです。

※ 有酸素運動は20~30分以上続けることが理想的だと考えられていますが、それよりも短時間だからといって脂肪が全く燃焼しないわけではありません。おなかのたるみ対策は長期的な運動が功を奏するので、最初は無理をせず少しずつ運動時間を増やしていくことが大切です(人は無理をすると、どうしても精神的な苦痛から逃げたくなるものです)。
日常生活で実践できる主な有酸素運動
チェック 近隣の用事(買い物など)は、自動車から自転車移動に変える!
チェック 何気なく使ってしまうエレベーターやエスカレーターから階段歩行に変える!
チェック 電車を使う場合は1駅手前で下車して歩いて帰る!