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目の下のたるみ:改善マッサージは効果ある!のウソ

美容系のサイトやブログには、目の下たるみ改善するとされるマッサージ法がいくつも紹介されていますが、フェイスマッサージに本当に目の下の〝たるみ〟を改善する効果はあるのでしょうか?

結論から言ってしまうと、改善効果が期待できる〝たるみ〟と、そうでない〝たるみ〟とに分けることができそうです。

そこで、最近、目の下の〝たるみ〟が気になり始めたために、まさにこれから改善に向けてマッサージに取り組もうと考えている方は、次のような点をしっかりと理解しておくことが大切です。
マッサージ効果が得られにくいたるみとは…
目の下がたるんでくる原因はいくつか考えられますが、その一番の原因は〝老化〟によるものです。

そもそも眼球まわりは眼窩脂肪と呼ばれる柔らかい特殊な脂肪に取り囲まれているので、脂肪が前の方にせり出てきてもおかしくはないのですが、若いうちは皮膚にハリと弾力性があるため、個人差もありますが、目の下の膨らみはあまり気になりません。

目の下のたるみ画像ところが、年齢とともに目の下の皮膚は薄くなる(萎縮ともいえる)傾向があり、筋力(目の周囲をぐるっと取り囲んでいる眼輪筋(がんりんきん)の加齢による衰えが大きい)の低下や弾力性の衰えによって皮膚が弛んでくると、眼窩脂肪の重さに耐えられず支えることができないため、しだいに目の下がたるんでくるのです。

※ 目のまわりの筋力が低下することで眼球を支えきれなくなり、その重みで眼窩脂肪が前にせり出してきます。

そのため、加齢による眼窩脂肪のせり出しにより既に形成されてしまった目の下のたるみに関しては、今からマッサージを始めたとしても劇的な改善効果は期待できない(年齢が高い人ほど望みは薄い)と理解しておくべきです。

※ 簡単に言ってしまえば、老化スピードを遅らせることはできても、加齢による老化自体を止めることは出来ない!ということです。

つまり、目の下のたるみの改善を目的としたフェイスマッサージとは、あくまで軽度の症状や予防策としての対処法であり、老化や体質【下記:豆知識参考】によって既に〝たるみ〟が目立っているような場合は、物理的な手法(簡単に言ってしまえば、専門クリニックなどで行う外科手術など)を施さなければ、あなたが望んでいるような改善効果は期待できないと考えられます。
豆知識

老化現象と同じく、自分では改善しにくい要因のひとつが〝体質〟による目の下の〝たるみ〟です。つまり、眼球が人よりも大きかったり、眼窩脂肪の量が多い人などは、通常の人に比べ目の下がたるみやすい傾向にあるようです。また、寒冷地で暮らす民族などは、目の周りにも脂肪がつきやすいといった特徴が見られますが、目の下の皮膚が比較的薄い日本人の目の周りに脂肪が多く付き過ぎると、たるみが目立ってしまうといったケースも中にはあるようです。




目の下のたるみ:改善マッサージは効果ある!のホント

目の下たるみ改善を目的としたマッサージ法は、すること自体がすべて無意味であると言い切ることもできません。

というのも、通常、筋肉は硬直状態が続くと血行が悪くなりますが、顔の筋肉(表情筋)は無意識のうちに硬直していることも多く、本人はあまり自覚がありません。

もともと表情筋(人の複雑な顔(表情)を作り出す、目や口、鼻などを動かす筋肉)は、日常生活ではあまり使われることのない筋肉なので、加齢によって衰えていくと、肌のハリや弾力が徐々に失われていき、シワやたるみを形成する引き金にもなりますが、血液やリンパの流れを良くし、新陳代謝を高めるマッサージを適度に行うことで、肌の老化現象そのものを止めることはできなくとも、老化スピードを遅らせることは可能だと考えられているからです。
主な表情筋の名称と役割
前頭筋 眉毛の上から縦に伸びている、眉を動かし顔のシワを作る筋肉
眼輪筋 目の周りをグルッと囲み、目を開けたり閉じたりする筋肉
頬筋 上下のあご関節から口の両端に向かって伸びている、口角を上げる働きのある筋肉。衰えると口元がたるんでくる
口輪筋 口元の表情(突き出す/閉じる…等)を形成するために欠かせない、口元を円状に囲んでいる筋肉
頤筋 唇の下からアゴにかけて伸びている筋肉。主に下アゴのラインを引き締める筋肉とされ、衰えると二重アゴのもとになる
したがって、目の下のたるみ改善を目的としたフェイスマッサージは、あくまで軽度の〝たるみ〟改善や、たるみが形成される前の予防策として取り組む分には、それなりに効果が期待できるということです。

※ ただし、間違ったマッサージを続けていると、かえってシワやたるみを早める恐れもあり注意が必要!

しかし、マッサージによるたるみの改善効果が目に見えて分かるようになるまでには、それなりの期間(筋肉の劣化状態や体質などにもよりますが、少なくとも1年以上はかかると理解しておくべきです)を要するため、即効性を求めるなら、マッサージよりも専門の医療機関で行われている目の下のたるみ取り手術を検討した方が良いかもしれません。