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コレだけは押える!ふくらはぎの脂肪吸引:基礎知識編

ふくらはぎを少しでも細くしたいなら脂肪吸引がお勧め!といったアドバイスをしてくる美容系の情報発信サイトやブログをよく目にします。

ふくらはぎ画像しかし、ふくらはぎの脂肪吸引は、他の部位に比べ、執刀医に高度な吸引技術が求められるため、治療を断るクリニックも少なくないようです。

また、ふくらはぎが太くなる原因は、皮下脂肪だけとは限らないため、脂肪吸引による効果がほとんど期待できないケースもありますが、この点については意外と知らない方も多いようで、医師との疎通を十分に行わないと、術後、トラブルに発展してしまう恐れもあります。

そこで、後々、後悔しないためにも、最低限コレだけは知っておいてほしい、ふくらはぎの脂肪吸引に関する基礎知識についてまとめておくので、参考にしてみてください。
ふくらはぎの脂肪吸引に高度な技術が求められる理由
そもそも脂肪吸引とは、皮下組織にある余分な脂肪を、直接体外に取り出してしまおうという痩身術なので、自己流のダイエットやエクササイズとは異なり、部分痩せが可能で、かつ、短時間で確実にサイズダウンを図ることができます。

ところが、ふくらはぎは、お腹回りやお尻などとは違い、もともと脂肪層の厚みがないため、脂肪吸引を受けてはみたものの、自分が期待していたような効果は得られなかった…と感じてしまう経験者も少なくないようです。

かといって、痩身効果を上げようと何も考えず、ただ皮下脂肪の吸引量だけを増やしてしまうと、皮下出血や色素沈着(あるいは、痛みが強く残る)を起こすリスクも高くなる(浅層脂肪の吸引は熟練の医師でも難しいと言われています)ため、執刀医に豊富な知識と高度な技術が求められます。

※ 皮下脂肪は大きく分けると浅層と深層の2層で構成されていますが、通常は深層脂肪を吸引することでサイズダウンを図ります。

また、脂肪そのものが少ないふくらはぎは、単に皮下脂肪を取り除くだけではなく、不自然な凹凸が起こらないようバランスよく脂肪を残さなければならないため、吸引量の調節も難しく、ふくらはぎの脂肪吸引は、他の部位に比べ、クリニックや執刀医によって、その仕上がり具合に大きな差が出るとも言われています。

皮膚の仕組みイメージ

知らないと怖い!ふくらはぎの脂肪吸引:落とし穴編

脂肪吸引は、あくまで〝脂肪〟を体外に取り出す痩身術なので、部分痩せしたい部位に余分な脂肪がなければ、その効果は期待できません。

ふくらはぎが太くなる原因は〝脂肪〟のほか、次のような理由が考えられるので、余分な脂肪以外でふくらはぎが太くなってしまっている場合は、脂肪吸引以外の治療法を考える必要がありそうです。
脂肪吸引効果が期待できない主な原因
水太り
(むくみ)
新陳代謝機能の低下によるリンパ等の体液の流れが悪くなったことで起こるむくみ。女性は男性よりも筋肉の割合が少ないため、リンパの流れが悪くむくみやすい。
筋肉 ふくらはぎは脂肪よりも筋肉の占める割合が多いため、筋肉が発達してしまうと足が太く見えてしまうことがある。筋肉の肥大による太いふくらはぎは、脂肪吸引では効果がないため、他の治療法(ボトックス治療など)を検討しなければならない。
骨格 骨格は一人一人異なってくるため、骨格自体が太い方は、筋肉肥大同様、脂肪吸引によるサイズダウンは期待できない。
脂肪吸引によるセルライト除去は可能 !?
ふくらはぎが太く見える原因のひとつに〝セルライト〟があります。

セルライトとは、要は脂肪細胞の周りに老廃物や水分などが絡み合うことで肥大化した、いわゆる〝脂肪の塊〟のことですが、このセルライトが一旦形成されてしまうと自然に消えないどころか、通常のダイエットや食事制限では、なかなか思うように取れません。

では、セルライトも脂肪の塊である以上、脂肪吸引で取り除くことができるのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、この点に関しては、効果がある説とない説とに分かれてしまい、ハッキリとしたことは解っていません。
効果があるとする説 効果がないとする説
脂肪吸引は脂肪細胞そのものの数を減らす治療法であることから、脂肪細胞のまわりに老廃物やコラーゲンが付着することで形成されるセルライトができにくくなるため、一定の効果が期待できる… 通常、脂肪吸引は深層の皮下脂肪を吸引するため、表皮に近い浅いところで形成されるセルライトは吸引できない…※ セルライトは皮膚直下の脂肪組織に形成されやすい。
このように、セルライトの脂肪吸引に関しては、医師の間でも意見が分かれるようなので、セルライトによって太くなってしまったふくらはぎの脂肪吸引を検討している方は、一度、専門のクリニックで話を聞いてみることをお勧めします。



豆知識:女性のお腹回りの〝たるみ〟は落ちにくい !?

女性のお腹回りのたるみは落としにくいと言われていますが、それはなぜでしょう。

お腹回りに付く体脂肪は、大きく2種類〝内臓脂肪〟と〝皮下脂肪〟とに分けることができますが、女性は男性に比べて、特に皮下脂肪の付きやすい体質のようです。
内臓脂肪 皮下脂肪
内臓脂肪は筋肉を動かすエネルギー源となるため、体重に対し筋肉が女性よりも多い男性に付きやすい。また、血行のよい内臓回りに付いている脂肪であることから、代謝が活発で蓄積されやすい反面、分解されやすいといった特徴も併せもっている。 主にエネルギーの貯蔵と保温の役割を担っており、女性にとってなくてはならない脂肪とされ、男性よりも女性に付きやすい性質をもっている。皮下脂肪は内臓脂肪に比べ代謝が悪く、分解されにくいため、内臓脂肪よりも脂肪が落としにくい。
つまり、女性のお腹のたるみを形成している体脂肪は、内臓脂肪よりも皮下脂肪によって形成されているケースが多いのです。

この皮下脂肪は内臓脂肪に比べると代謝が悪く、分解されにくい(つまり、脂肪が落ちにくい)性質をもっているため、効果が現れるまでに時間がかかります。

そのため、皮下脂肪だけでなく内臓脂肪も多く付いているようなお腹のたるみを形成している場合は、通常、まず筋肉を動かすためのエネルギーとなる内臓脂肪から落ちていくため、皮下脂肪は内臓脂肪がある程度落ちてからでないと取れないというわけです(もちろん、個人差あり)。