実践!女性のための美容&美肌雑学
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知ってるようで意外と知らない !? 脇脱毛と黒ずみの関係

国や年齢にもよりますが、日本人は特に男女問わず、脇の臭いやムダ毛に対し強い嫌悪感を抱く民族だと言われています。

脇の悩みそのため、年頃の女性なら誰しも一度は、脱毛処理をした経験があるかと思われますが、脇の脱毛処理を繰り返していたら、今度は黒ずみが目立ってきたという人も少なくないようです。

脇の黒ずみは間違った脱毛処理が原因である!と指摘されることもよくありますが、必ずしも脱毛だけが原因とは限りません。

そこで、なぜ脇が黒ずんでくるのか、まずは、そのあたりの仕組みや原因について理解しておくことが大切です。
脇が黒ずんでくるのはなぜ !?
肌が黒ずんでくる理由はいくつか考えられますが、脇の黒ずみに関しては、主に外部からの刺激によるメラニンの色素沈着によるものがほとんどです。

皮膚は外部から様々な刺激(紫外線や摩擦、圧迫、炎症など)を繰り返し受けると、皮膚を守ろうと(保護作用)表皮最下部のメラノサイトと呼ばれる細胞でメラニン色素が生成され、この色素が黒ずみとなって現れる。

特に脇の下の皮膚は、他の部位に比べると非常にデリケートで、メラニン生成が強く働くため、皮膚の保護作用により過剰に作られたメラニン色素が表皮に蓄積しやすく黒ずみが目立つと言われています。

そのため、脇の下への負担(目には見えない細かな傷が付きやすく、その傷口が炎症を起すことによって色素沈着となることも…)が大きいカミソリや毛抜きを使った脱毛処理は、メラニンを過剰に生成する引き金となりやすく〝黒ずみ〟となって現れやすいのです。
脱毛以外に起こりうる黒ずみの原因
脇の黒ずみを作り出す一番の元凶は、日常的に行われる脱毛処理とみて間違いありませんが、脱毛以外にも脇の黒ずみを悪化させる原因はあります。
脇の黒ずみのもととなりえる主な原因
制汗剤 市販のデオドラント(制汗剤)は、汗腺の出口を強制的に閉じ、発汗を抑える化学物質が配合されているため、制汗剤を日常的に使っていると、それらの成分が脇の下の毛穴を塞ぎ炎症などを招きやすい。結果、皮膚の保護作用が働きメラニン色素が過剰に生成されやすい。
歩行 歩行時、手を振って歩くと、脇の下に摩擦による刺激が生じやすい。
ワキガ
多汗症
ワキガの人は、脇の下にあるアポクリン汗腺の分泌量が多いため、細菌の繁殖による炎症等を繰り返すことによって色素沈着を起こしやすいという説も…
体質 メラニン生成量は遺伝的な要素もあるとされ、体質によって脇が黒ずみやすい人もいるが、この場合はケアが難しい。
※ 個人差もあるので、上記理由が必ずしも黒ずみの原因となっているわけではありません。



コレだけは押える!脇の黒ずみケア

前項でも説明したとおり、慢性的な外部からの刺激による〝色素沈着〟が黒ずみを作る一番の原因と考えられています。

そのため、脇の黒ずみケアに関しては、脱毛処理をせずにしばらく様子を見ることが最も手っ取り早い対処法なのですが、年頃の女性が脇毛を処理せず、そのまま放置しておくことは、まず無理でしょう。

※ 人の皮膚は古い角質が次第に垢となって自然に剥がれ落ちていく肌細胞のサイクル(ターンオーバー)があるため、脱毛処理によって目立つようになった脇の黒ずみ(色素沈着)に関しては、程度の差こそあれ、脱毛を止めることで徐々に薄くなっていくと考えられています。

残念ながら、現在の医学では、皮膚の黒ずみを確実に解消する特効薬や治療法はいまだ確立されていませんが、肌の黒ずみをある程度薄くする方法はあるようです。

そこで、自宅で比較的簡単に行える脇の黒ずみケアを紹介しておくので、興味のある方は参考にしてみてください。
グリセリンカリ液
自宅で手軽に行えるとして、脇の黒ずみケアに使用されることもある薬品のひとつが『グリセリンカリ液』(グリセリンではない!)です。

グリセリンカリ液とは、水酸化カリウムとグリセリンを含んだ溶液のことですが、この溶液には皮膚の角質層を軟化させ、乾燥を防ぐ働きがあることから、継続的に塗布する(コットンなどに染み込ませて軽く拭くだけ)ことで、徐々に皮膚が正常化し、元の肌へと戻り、脇の下の黒ずみも薄くなる(あくまで薄くなるだけであり、完全に黒ずみが無くなるとは考えにくい)と考えられているようです。

※注:脇の脱毛処理の際に生じた傷などがある場合は、グリセリンカリ液の使用は控えてください。 場合によっては炎症などを起こし症状が悪化してしまう恐れがあります。

ただし、グリセリンカリ液は黒ずみケアを目的とした薬品ではないため、即効性はなく、その効果も個人差が大きいと言われています。

そのため、脇の黒ずみは気になるけど、あまりお金は掛けたくないという、ある意味気休め的な対処法と言えるかも知れません。

※ グリセリンカリ液は、比較的、副作用の少ない薬品ですが、体質によっては肌に合わない(痒み、赤み…など)人もいるので、心配な方は医師や薬剤師に相談したり、最初は薄めて使うなどの配慮が必要です。



豆知識:肌の黒ずみケアにはハイドロキノンが有効 !?

近年、レーザー治療に代わる安全性の高い治療法として主流になりつつあるのがハイドロキノンを使った肌の黒ずみケアです。

ハイドロキノンには、メラニン色素を生成する酵素の働きを抑制し、メラノサイトの数を減らす作用があることから、この物質を気になる脇の下の黒ずみに塗布することで、徐々に色素沈着が薄くなると考えられています。

ちなみに、ハイドロキノンだけでは皮膚へ浸透にくいため、治療の際にはトレチノイン(古い角質を剥がし、積極的に皮膚の再生を促す作用がある)と呼ばれる薬剤を併用することもあります。

※ ただし、粘膜近くのデリケートな部位(陰部など)にトレチノインを使用するのは危険!

しかし、ハイドロキノンは強力な漂白効果(特に濃度5%を超えるような製品は、肌に与えるリスクも高いようです)があるため、使用方法や使用量を誤ると、肌の一部だけが真っ白になってしまう白斑等の恐れがあり扱いには細心の注意が必要です。

主なリスク・副作用
チェック白斑
チェックかぶれ、赤み、ヒリヒリ感
チェックアレルギー症状
最近は国内でもハイドロキノン配合の市販化粧品が増えているので、場合によっては、ハイドロキノン配合クリームなどを使った黒ずみケアを試してみるのも一法かもしれません。

※ 市販製品に配合されているハイドロキノンは濃度が低く抑えられているため、過度な美白効果は期待しない方がよさそうです。