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コレだけは押える!ほくろ除去の基礎知識【もぐさ療法編】

近年、コンプレックスの元になっている気になるほくろ除去したいなら、もぐさを使った民間療法を試してみる価値があるといった話もちらほら聞こえてきます。

現在のところ〝もぐさ〟を使った民間療法は、薬事法との関係上、大々的に宣伝されるようなことはありませんが、口コミが口コミを呼び〝もぐさ〟を使ったほくろ除去に関心を持つ人は増えているようで、ほくろ取りを目的とした〝もぐさ〟が品切れになる販売店もあるようです。

もぐさ画像※ 公的機関にて証明されていない医薬品の効果・効能は表記できません。

しかし〝もぐさ〟を使った自己流のほくろ除去はリスクもあり、手軽とはいえ安易に行うべきではない!と指摘する医師も少なからずいることから、後々、後悔しないためにも〝もぐさ〟を使ったほくろ取りを実践する前に、まずは基本的な知識を押えておく必要がありそうです。
ほくろ除去の基礎知識
一口に〝ほくろ〟と言っても、大きく分けると《単純黒子》と《母斑細胞母斑》の2種類ありますが、いずれもメラニンを作り出す色素細胞が何らかの原因によって異常増殖したために起こる良性腫瘍の一種です。

※ ユーメラニン(黒褐色)とフェオメラニン(赤褐色)の2種類

そのため、ほくろを除去するには、ほくろの元になっている皮膚組織を直接切除するか、黒っぽく見える色素細胞を破壊するなどの物理的処置が必要になってくるため、医療機関では主に次のような方法を用いてほくろ除去治療を行っているようです。
医療機関で行われる主なホクロ取り治療
レーザー治療 従来のメスを使ったほくろ除去治療に代わり、現在、主流になりつつある治療法のひとつ。特定の色(この場合は黒色)にのみ反応する特殊なレーザー(炭酸ガスレーザー、Qスイッチレーザーなど、症状に合わせて適切なレーザーを医師が選択)をほくろに照射することで黒っぽい色素細胞だけを破壊することから、皮膚に与える負担が少ないため、傷の治りが早く、短時間、かつ安全に治療が行える。ただし、ほくろによっては複数回の照射が必要(色素細胞だけ破壊するため、盛り上がりなどは取れないことも…)であったり、治療が行えないケースも出てくる。
切除縫合治療 従来から行われている最もポピュラーな治療法。比較的、大きなほくろ除去に適しており、皮膚組織を完全に取り除くことができるため、レーザー治療のような再発のリスクが少ない。ただし、メスで直接取り去る除去法であることから、傷跡が目立ちやすい。
電気メス治療 高周波を利用した電気メスを使って、ほくろの元になっている皮膚組織を直接削り取る治療法。除去したいほくろの場所(眉毛など毛が生えている部位にできたほくろ…など)によっては、電気メスによる治療法が適している場合もある。ただし、執刀医の技量に左右される治療法とも言え、未熟な医師の下では、術後、ケロイドなどの症状が残るリスクもある。
もぐさを使ったほくろ除去法とは…
では〝もぐさ〟を使ったほくろ除去とは、いったいどのような方法を用いた治療法なのでしょう。

もぐさとは、蓬(よもぎ)の葉を原料としたもので、用途により様々な形に加工されますが、蓬に含まれている精油成分チネオールが肌に程よい温熱刺激を与えてくれるため、もぐさを皮膚の上で燃やすことで生じる温熱作用(血流改善、免疫力の向上など)が、様々な疾病治療に役立つと言われています。

そのため、蓬の葉を原料とした〝もぐさ〟は、古来より《お灸》として使われてきましたが、なぜ〝もぐさ〟を燃やすだけでほくろが取れるのか、そのあたりの仕組みや根拠が気になるところです。

ところが、ほくろ取り用もぐさを販売しているサイトを含め、そのあたりの詳細な情報については残念ながら詳しい説明がなされていません。

これは、どうやら薬事法との関係上、ほくろ除去に関するもぐさの効果・効能について宣伝ができないというのが一番の理由のようですが、ほくろ取り用もぐさに使用している素材(ほくろ取り用の素材を含んだもぐさでなければならないようです)についてもハッキリしないものも多く、その信憑性については口コミを参考にするしかなさそうです。
ほくろの条件(もぐさ療法)
チェック色が濃く形(輪郭)がはっきりしている!
チェック隆起(盛り上がり)しておらず平たい!


知らないと怖い !? もぐさを使ったほくろ除去の落とし穴

なぜ、もぐさを燃やすとほくろ除去できるのか・・・

その仕組みや根拠については、ハッキリしない点も多くみられますが、〝もぐさ〟を使ってお灸をしてみたところ、ほくろが取れた!といった口コミにより、もぐさ療法が広まったのも事実です。

そのため、あなたも〝もぐさ〟療法に興味を持たれたかもしれませんが、自己診断・自己治療によるほくろ除去には、次のような落とし穴があるということも併せて理解しておきましょう。
自己治療の危険性
ほくろはメラニン色素を生成するメラノサイト(色素細胞)とよく似た母斑細胞が、何らかの原因によって異常増殖したために起こる良性腫瘍の一種なので、特に気にならなければ、そのまま放置していても問題ありませんが、一見、ほくろに見えるその腫瘍が、稀にメラノーマ(悪性黒色腫)と呼ばれる悪性腫瘍である場合があります。

メラノーマ画像メラノーマは皮膚がんの一種ですが、非常にたちが悪く、そのまま放置していると、症状によっては命に関わってくるほど悪性度が高いといわれています。

※ 足裏や手の平のほくろには要注意!一般的に足裏や手の平にできたほくろは悪性化しやすいと言われています。そのため、ほくろが急激に大きくなってきた…中央にしこりのようなものが感じられる…等の異常が見られた場合は、一度、専門医に見てもらうことをおススメします。

しかし、先に説明したとおり、外見が良性のほくろと見分けのつかないケースも多いため、自己判断によるもぐさを使ったほくろ除去は、そういう意味で、危険を伴う治療法であるといえるでしょう。

そのため、ほくろ取り治療を行っている医療機関でも、疑わしいほくろについては、レーザー治療(組織が採取できないため病理検査が行えません)は用いず、電気メスや切除縫合法などの治療法を選択して組織を採取し、良性か悪性かを見極めるため、病理検査をしているクリニックも少なくありません。