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太りやすいのは褐色脂肪細胞が原因 !?

年齢とともに減少する脂肪細胞のひとつに〝褐色脂肪細胞〟と呼ばれる細胞があります。

この褐色脂肪細胞は、皆さんがよく知っている、主に体内に体脂肪として溜め込む白色脂肪細胞とは、また少し違った役割を担っていることから、褐色脂肪細胞の減少が肥満の一要因であると指摘する専門家も少なくありません。

そこで、肥満と褐色脂肪細胞との関係について、コレだけは押えておいてほしい基礎知識をまとめておくので、食事量は以前とそれほど変わりないのに、なぜか最近、太りやすくなったと感じ始めている人は参考にしてみてください。
脂肪細胞の種類と役割
脂肪の合成や分解、蓄積を行う脂肪細胞には《白色脂肪細胞》と《褐色脂肪細胞》の2種類あることが分かっていますが、双方の脂肪細胞が担っている役割(機能)は大きく異なっているようです。
白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の比較
白色脂肪細胞 褐色脂肪細胞
主に体内に取り込んだ過剰なカロリー(エネルギー)を中性脂肪として大量に貯えることのできる脂肪細胞であり、肥満の元凶となりえる脂肪組織。ただし、運動することにより消費することは可能(エネルギーの不足状態に応じて中性脂肪の成分である脂肪酸を血中に放出し、エネルギー源として使用するため)。白色脂肪細胞は全身に広く分布するが、特に下腹部や尻、太もも、二の腕、内臓回りなどに多くみられる。なお、通常、我々が脂肪細胞と呼んでいるのは、この細胞のことを指している。 主に中性脂肪として体内に貯える白色脂肪細胞とは異なり、体温を一定に保つために、体内に取り込んだ余分なカロリー(エネルギー)を燃焼させ熱として放出する働きのある脂肪細胞。白色脂肪細胞に比べ、ミトコンドリアの量が非常に多い分、エネルギー消費も大きい。また、褐色脂肪細胞は全身に広く分布している白色脂肪細胞に比べ、限られた場所(主に肩甲骨周囲、脇、心臓・腎臓周囲、背中、首の後ろ…など)にしかなく、その数も加齢と共に減少すると考えられている。
このように、褐色脂肪細胞は、主に体温維持という重要な役割を担った脂肪組織であることから、非常時(あるいは、臓器などを衝撃から守る)に備え、中性脂肪を貯える役割を担った白色脂肪細胞とは正反対の働きをしています。

ところが、この褐色脂肪細胞は限られた部位にしか存在せず、かつ、年齢と共に徐々に減少していくため、同じ摂取カロリーでも、若い頃の自分に比べると、消費エネルギーが減った分、太りやすくなってしまうというわけです。

※ 個人差もありますが、赤ちゃんの褐色脂肪細胞を「100」とすると、成人で約「50」、50代で約「25」にまで減少するとも言われています。



知っ得 !? 褐色脂肪細胞を活性化させる方法

加齢による肥満の原因が、すべて褐色脂肪細胞の減少によるエネルギー消費の衰えとは限りませんが、少なからず影響していることは間違いなさそうです。

ということは、褐色脂肪細胞を再び活性化することができれば、加齢によって太りやすくなってしまった体質を、ある程度改善することができるのかもしれません。

褐色脂肪細胞の減少や衰えは、ある意味、生理現象のひとつなので完全に止めることはできませんが、褐色脂肪細胞によるエネルギー消費が効率的に作用していないのは、どうやら加齢だけが原因とは言えないようです。
加齢以外に考えられる主な原因
チェック遺伝子変異を原因とした衰え…
チェック生活環境を起因とした衰え…
そのため、必ず効果が得られるとは限りませんが、次のような方法で活性化を試みることができる場合もあるようです。
褐色脂肪細胞を活性化させる方法
主に体温維持の役割を担っている褐色脂肪細胞は、体が冷えると活動を始めるため、細胞を活性化させるには、冷温療法などによって繰り返し刺激を与える行為が効果的なようです。

冷温療法とは、文字通り、冷水と温水を交互に浴びる方法なので、入浴中、シャワーを使うなどして手軽に行えますが、冷たい水を浴びるのが苦手な方は、冷やしタオルなどを利用するのも一法です。

ただし、先にも触れたとおり、褐色脂肪細胞は遺伝子変異を原因とした衰えも指摘されているので、必ずしも冷温療法があなたが期待しているような効果を発揮するとは限らないと言うことを理解しておきましょう。
自宅でできる!冷温療法

次の行為を1回につき5セット程度行う。

① 40度前後の温水を褐色脂肪細胞が集中している部位に浴びる。【30秒】
 ※ 褐色脂肪細胞が存在する主な部位(肩甲骨周囲、脇、腎臓周囲、背中、首の後ろ)

② 18度前後の冷水を褐色脂肪細胞が集中している部位に浴びる。【30秒】

注意点!

いきなり冷水を浴びると心臓に大きな負担がかかるため、温度は様子を見ながら上げ下げし、徐々に慣らしていくようにしてください。