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コレだけは押える!中性脂肪値 数値別にみた主なリスク

人間ドックや定期検診の検査結果で中性脂肪値が高い!と指摘されて全く動じない方はいないはずです。

中性脂肪は肥満との関連性が強く、数値が高ければ高いほど、様々な病気を引き起こす引き金になるという知識くらいは皆さんも持ち合わせているようですが、逆に中性脂肪値が極端に低すぎても疑われる病気があります。

そこで、人間ドックや定期健診の検査結果で示される中性脂肪値の数値は、いったいどのように見たらよいのか・・・

そのあたりの基礎知識をはじめ、数値別に見た主なリスクについてザッとまとめておきましょう。
数値別にみた中性脂肪値の特徴
中性脂肪の標準値(基準値)は、概ね40~149mg/dlと考えられているので、この数値を基に作成してみたものが下記に示す早見表です。
中性脂肪値早見表
30mg/dl以下 甲状腺機能亢進症、肝臓病、脂肪肝、肝硬変 …など
標準 空腹時 40~149mg/dl 境界領域 110~150mg/dl 中性脂肪の数値としてはやや高めであるが、それがもとで特に病気とまでは言えない(いわゆる要注意域)
食後 40~300mg/dl
(空腹時の約2倍)
150mg/dl以上 肝機能障害、糖尿病、甲状腺機能低下症、アジソン病、下垂体機能低下症、ネフローゼ症候群 …など 400mg/dl以上 血液がドロドロ状になり固まりやすい
1000mg/dl以上 急性すい炎などを引き起こしている疑いもある
※ あくまで目安としての数値なので、必要以上に重視しないで下さい。


この表は医学的に認めらたものではないので、数値に関しては、あくまで参考程度に受けとめていただきたいのですが、医学的知識のない素人が数値別に中性脂肪値の特徴を掴むという点においては、理解しやすい早見表ではないかと思われます。

そこで、この早見表を基に話しを進めていきましょう。
中性脂肪値が高い人
中性脂肪値が高いことによって起こりうる主な病気は上記早見表にも記述していますが、特に懸念される疾患のひとつが動脈硬化です。

※ ただし、中性脂肪自体が動脈硬化の直接的な原因となるのではなく、中性脂肪の増加とともに増えてしまった悪玉コレステロール(動脈硬化を促進する酸化LDLなどの成分を作り出す)が動脈硬化を引き起こします(つまり、中性脂肪は間接的に作用)。

一般的に空腹時の数値が150mg/dl以上になると、中性脂肪が高いと見なされ、食生活の見直しをはじめとした生活習慣の改善が求められますが、仮に基準値を上回っているからといって、必ずしも病気になるわけではありません。

ただし、検査結果の中性脂肪値が極端に高い人(1000mg/dlを超えているなど)は、既に急性すい炎などの病気を引き起こしている疑いもあるので、医師から適切な指導を受けた方がよさそうです。
中性脂肪値が低い人
一般的に中性脂肪値は低いほどよいと言われていますが、数値が異常に低かったり、あるいは急激に下がっていた方は、甲状腺疾患などの病気を引き起こすリスクが高まるとも指摘されており、必ずしも低ければ低いほどよいとは言えないようです。

しかし、遺伝等を原因とした低下も考えられるため、単純に数値が30~40mg/dlといった数値を示していたからといって、他の検査結果(コレステロール値など)を含め、総合的に見ないと病気の恐れがあるかどうかは判断できません。

したがって、中性脂肪値が低すぎて気になる…と心配されている方は、一度、医師に相談してみることをお薦めします。
中性脂肪値が極端に低いと…

中性脂肪は血液中に含まれる糖分が不足した場合、その代わりとして体を動かすエネルギー源として使用されます。そのため、貯えが極端に少ないと、体の抵抗力が低下し病気にかかりやすくなったり、体力が落ちやすくなってしまう傾向が見られますが、特に日常生活に支障がなければ、必ずしも治療が必要というわけではありません。


知っ得 !? 中性脂肪値が気になる方向けのサプリメント

血液中のトリグリセリド(TG)量を測定し、数値として表した値が中性脂肪値です。

つまり、この数値が高いということは、血中に溶け出した脂質量が多い状態のことを意味するので、皮下脂肪のように見た目で太っていると判断することができない場合も少なくありません。

したがって、この手の隠れ肥満タイプは、見た目の効果も現れにくく、いくら中性脂肪を減らす努力をしていても続かないことが多いため、途中で投げ出してしまう方も少なくありません。

基本的に中性脂肪を減らすには、日常的な運動や食事療法などを取り入れながら生活習慣を見直し改善していくことが最も望ましいとされていますが、最近はサプリメントなどを服用しながら中性脂肪対策を行っている人も増えているようです。

そこで、主なサプリメントをいくつか紹介しておきますが、外見上は薬のように見えても、サプリメントはあくまで生活で足りないものを補う補助的食品に過ぎない(つまり、サプリメントを摂取しても病気の治療にはならない!)ということを理解しておきましょう。

黒酢
大麦や玄米を数年(概ね1~3年)かけて発酵・熟成させた酢のことを、一般的に〝黒酢〟と呼んでいます。

熟成時間を長くすることで、黒酢独特の琥珀色が増していきますが、その色素にはミネラルや必須アミノ酸をはじめ、様々な有効成分が含まれているそうです。

そのため、黒酢に含まれる有効成分が血液をサラサラにし、中性脂肪値やコレステロール値を下げる効果が期待できると考えられています。
DHA・EPA
主にイワシやマグロ、サンマなどの青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸の一種で、人の体内では合成されにくいため、体内のDHA量は摂取量に比例すると言われています。

つまり、食物として摂取しなければならない成分のひとつと言うことです。

ウシやブタなどに含まれる動物性脂とは異なり、常温では固まりにくい成分であり、DHAは肝臓で中性脂肪の合成を抑制すると共に、肝臓から血液への中性脂肪分泌も抑制する働きがあることから、血中の中性脂肪値の低下に役立つと考えられているようです。
ギャバ
チョコレートやココアの原料として使われるカカオなどに含まれるアミノ酸の一種がギャバです。

ギャバが中性脂肪を減らす働きがあるのではないかと考えられている理由のひとつは、ギャバには脳下垂体から分泌される成長ホルモンの促進作用があるため、その結果、代謝が良くなり脂肪が燃焼されやすくなるからだと言われています。