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皮下脂肪:燃焼のメカニズムと落としにくい理由

皮下脂肪減らすには、脂肪を燃焼させてエネルギーに変える必要がありますが、一旦ついてしまった余分な皮下脂肪は、そう簡単には燃焼してくれません。

そこで、簡単には燃焼してくれない皮下脂肪を効率よく燃やす手助けをしてくれるとして、最近、注目されているのが〝脂肪燃焼系サプリメント〟です。

しかし、脂肪燃焼系サプリメントを摂取しているダイエッターの中には、サプリメントの役割を正しく理解していない方も多く、単にサプリメントに依存している人も少なくないようなので、まずは皮下脂肪の燃焼メカニズムを理解し、その上で、脂肪燃焼系サプリメントを上手に活用するにはどうすればよいのかを考える必要がありそうです。
皮下脂肪が減るメカニズム
余分な皮下脂肪を減らすには、脂肪を〝燃焼〟させてあげる必要があるわけですが、冒頭でも触れたように、一度ついてしまった皮下脂肪は、運動すれば、その直後から燃焼し始めるといった単純なものではなく、以下のようなプロセスを経ることによりエネルギーとして消費されていきます。
脂肪燃焼プロセス
皮下脂肪
脂肪燃焼酵素
脂肪分解
脂肪燃焼酵素
筋肉(ミトコンドリア)でエネルギーとして消費
そして、上記脂肪燃焼プロセスの過程で、特に注目してもらいたいのが《リパーゼ》です。

このリパーゼとは、膵臓(すいぞう)や胃などから分泌される脂肪分解酵素のことですが、蓄積された皮下脂肪や内臓脂肪を減らす働き(グリセリンと脂肪酸に分解し、血液を通して筋肉に運ばれエネルギーとして消費される)があります。

つまり、大まかな流れをまとめると、このリパーゼの働きを活性化することで、効率よく皮下脂肪を燃焼させることができるというわけです。
皮下脂肪が落ちにくい理由
皮下脂肪とは皮膚の下に付いてしまった脂肪(表皮・真皮の下にある脂肪細胞)のことですが、一般的に内臓脂肪よりも燃焼しにくいと言われています。

これは、皮下脂肪の働きに関係があると見られており、主にエネルギーの貯蔵と保温の役割(特に女性にとってなくてはならない脂肪とされ、妊娠時に子宮を冷やさず衝撃から守ることを目的に貯える性質があります)を担っていることが落としにくい理由のひとつだと考えられています。

※ 一説には脂肪細胞自体が太り(肥大)やすい内蔵脂肪に比べ、皮下脂肪は脂肪細胞そのものの数が増えてしまうために、短期間ではなかなか思うような効果が見られないとする説もあります。
内臓脂肪 皮下脂肪
腹筋の内側(腹腔内)に付きやすく、主に内臓のポジションを保ったり衝撃から守るクッション的な役割を担っている脂肪。あまり多いと、ぽっこり前に突き出たようなお腹が目立ってしまう。ただし、内臓脂肪は代謝が活発なことから、付きやすく落ちやすい性質があるため、比較的、落としやすい。 文字通り皮膚の下に付いてしまった脂肪のことで、主にエネルギーの貯蔵と保温の役割を担っている。女性にとってはなくてはならない脂肪(妊娠時に子宮を冷やさず衝撃から守る)とされ、男性よりも女性に付きやすい。また、一般的に皮下脂肪は内臓脂肪に比べ代謝が悪く、分解されにくい。


コレだけは押える!皮下脂肪の燃焼を助ける主なサプリメント

余分な皮下脂肪燃焼して減らすには{① 脂肪 → ② 分解 → ③ 放出 → ④ エネルギー消費}の過程を経なければならないということは先に説明したとおりですが、実は、脂肪の燃焼が始まるのは、個人差もありますが20~30分近い運動(有酸素運動など)が必要だと言われています。

そのため、このような理由もあってか、目標としている減量に届かず、志半ばで投げ出してしまう人も多いようですが、近年、脂肪燃焼系サプリメントを上手に摂取することで、脂肪が燃焼しやすい状態を作り出すことができるという考えが広まりつつあるようです。

そこで、皮下脂肪の燃焼を助けると考えられている主なサプリメントをいくつか紹介しておくので、興味のある方は参考にしてみてください。

※ ただし、基本的にサプリメントは治療薬ではなく、あくまで栄養補助食品に過ぎません。したがって、サプリメントに依存する行為はあまり望ましくなく、また過度に期待しすぎるのも禁物です。さらに、脂肪燃焼系サプリは脂肪が燃焼しやすい状態を作り出すことはできても、エネルギーとして消費しなければ元に戻ってしまいます。つまり、余分な皮下脂肪を減らすためには、適度な運動を組み入れなければ効果がないと言うことを肝に銘じておく必要があります。

アミノ酸
余分な脂肪を減らすには、まず体脂肪を分解(グリセリンと遊離脂肪酸)して、血液中に放出しなければなりませんが、この脂肪分解作用のあるリパーゼの働きを活性化する手助けをしてくれると考えられている成分が《アミノ酸》です。

人体を構成しているアミノ酸は20種類ありますが、主に脂肪の燃焼をサポートすると見られているのが〝アラニン〟〝アルギニン〟〝プロリン〟〝リジン〟などです。

特にアラニンやリジンは体内で合成できないため、積極的に食べて補う必要があります。
L-カルニチン
消化酵素としての働きを持ったリパーゼにより分解された脂肪酸は、血液を通って筋肉細胞へと運ばれエネルギーとして消費されることになりますが、この細胞内でエネルギーを生産しているのは《ミトコンドリア》です。

そして、このミトコンドリアへ脂肪やブドウ糖を送り込み、燃焼を促進する働きを持っているのが、必須アミノ酸であるメチオニンとリジンを原料として作られる《L-カルニチン》です。

このL-カルニチンは、年齢とともに減少する成分のひとつであることから、中年太りの一原因とも考えられているようです。