実践!女性のための美容&美肌雑学
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これまで、ありそうでなかった肝斑専用の市販改善薬が、第一三共ヘルスケアのトランシーノです。

ヘア・メイクアップアーティストの藤原美智子さんや女優の大塚寧々さんがプロモーションCMに起用されていたので、商品名くらいは知っているという方も多いかと思われますが、最近、肝斑にはトランシーノが効くらしいといった口コミが少しずつ広がっているようです。

トランシーノが肝斑ケアに効果があるとされる理由は、主に以下に示す3つの有効成分にあります。
トラネキサム酸 L-システイン ビタミンC
そこで、トランシーノに含まれるこの3成分が、肝斑に対してどのように作用し、効果を発揮するのか・・・

その仕組みについて、ひとつずつみていくことにしましょう。

トランシーノの主成分:トラネキサム酸の効果について

トランシーノの主成分〝トラネキサム酸〟とは、アミノ酸(タンパク質を構成する成分)の一種で、血液を溶かす〝プラスミン〟と呼ばれる物質の働きを抑える作用があるため、医療機関では止血剤として利用されています。

また、プラスミンはアレルギーや炎症反応にもかかわっている物質であることから、湿疹や扁桃炎、喉の赤みや腫れ、口内炎などにも広く処方されている成分のひとつです。

そんなトラネキサム酸が、なぜ肝斑に対して効果があるのか、その仕組みが気になるところですが、この疑問については肝斑ができるメカニズムを知ると理解しやすいでしょう。
肝斑(かんぱん)ができるメカニズム
現時点において、肝斑ができてしまう原因はすべて解明されたわけでなありませんが、妊娠前後に発症や症状の変化(悪化)が見られること、閉経とともに薄くなったり消えてしまう傾向が多く見られることなどから、女性ホルモンが深くかかわっているのではないかとする説が有力です。

※ 肝斑の原因は、女性ホルモンのほか、紫外線やストレス、過剰摩擦、化粧品などが関係しているのではないかと言われています。

というのも、女性ホルモンのバランスが乱れると、その影響によって〝プラスミン〟が分泌されますが、このプラスミンがメラノサイトを活性化させてしまう因子のひとつと考えられているからです。

つまり、メラニンを生成する色素細胞であるメラノサイトが、必要以上にメラニンを作り出してしまった結果、肌に目立つシミとなって現れたものが〝肝斑〟です。

そこで、先にも説明したように、プラスミンの働きを抑制する作用をもったトラネキサム酸を摂取すれば、メラニンの生成を抑制することにもつながるため、トラネキサム酸を主成分としてトランシーノには肝斑治療に効果があるというわけです。
肝斑発生のプロセスとトラネキサム酸の効果
女性ホルモンの乱れ

・妊娠
・ピルの服用など
プラスミン活性
メラノサイト
を刺激
メラニン増加
肝斑の発生
プラスミン活性
トラネキサム酸
プラスミン抑制
メラノサイトの
活性化を阻害
メラニン抑制
肝斑の改善


トランシーノの有効成分:L-システイン&ビタミンCの効果について

第一三共ヘルスケアの市販薬トランシーノが、他のシミケア商品と大きく異なる点は、主成分〝トラネキサム酸〟であり、この成分が含まれているからこそ、肝斑に効果があると考えらえているわけですが、シミを緩和(メラニン生成をブロック)するという意味では、次に挙げる2成分の役割や効果も重要だと考えらえています。
L-システインの役割と効果
トランシーノには〝L-システイン〟と呼ばれるアミノ酸の一種が含まれていますが、このL-システインには、主に次のような効果があると考えられていることから、シミの改善を目的とした医薬品やサプリメントなどに広く配合されています。

ただし、美容効果があるとはいえ、L-システインの過剰摂取は、活性酸素を増やしてしまうことにもなるため、かえって体に悪影響があるということが分かっています。

したがって、服用の際には容量・用法を必ず守るようにしましょう。
L-システインの主な作用
美白効果 メラニン色素の生成を抑制する働きがあり、シミを薄くする効果が期待できる。
抗酸化作用 メラノサイト内で作られるメラニンは、チロシナーゼと呼ばれる酸化酵素の力で、化学反応を起こすことによって徐々に生成されるが、L-システインには、このチロシナーゼの働きを阻害する作用があるため、過剰なメラニン生成を防ぐ効果が期待できる。
新陳代謝促進作用 皮膚の新陳代謝を促し、肌のターンオーバーを活発にする作用があるため、メラニンの輩出を助けてくれる。
ビタミンCの役割と効果
L-システインのほかにトランシーノに含まれる重要な成分のひとつが〝ビタミンC〟です。

ビタミンCが美容効果によい!ということは広く知られていますが、このビタミンCにも、L-システインと同様、チロシナーゼの働きを阻害する作用があることから、メラニンの生成を減らす効果が期待できます。

また、ビタミンCとL-システインは、酸化されて黒ずんでしまったメラニンに直接働きかけ、表皮の下からメラニンを無色化する還元作用があるとも言われています。