実践!女性のための美容&美肌雑学
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一部の悪性化(悪性黒色腫など)したほくろを除くと、顔面や身体に見られるほくろのほとんどは無害なので、特に治療を迫られることはありません。

※悪性黒色腫:別名メラノーマ。症状によっては、放置していると命に関わってくるほど悪性度が高いほくろのこと。

しかし、そうはいっても、ほくろが大きくてとても目立つ、人よりも数が多い、できた部位によってはコンプレックスに感じるという方も多いようで、近年は、そんなコンプレックスの元になっているほくろ除去を希望する方も珍しくはなくなってきました。

ほくろ画像ほくろ治療は、大きく2種類、患部を直接切除する外科手術と、特定のレーザー光を使ったレーザー治療とに分かれますが、それぞれにメリット・デメリットがあるので、ほくろを切除する外科手術とレーザー治療とでは、どのような違いが見られるのか・・・まずは、その辺りの基本的な知識を押えておきましょう。

※ 海外では、クリーム(ハーブや漢方など)を使ったほくろ除去もあるようですが、日本ではあまり一般的ではないようです。




後悔しないためのほくろ切除手術の予備知識

今でこそ、医療機関で行われているほくろ除去は、レーザー治療が主流ですが、患部の皮膚を直接切除する外科手術がなくなったわけではありません。

この古典的な切除手術は、除去したいほくろを確実に取り除くという点においては、レーザー治療よりも優れた手法だと言われています。

では、具体的にどのような手術が行われるかというと、局所麻酔をした後、メスを使って取り去りたいほくろを含めた周辺部の皮膚を切除し、縫い合わせる方法をとります。

※ 電気メスを使ってほくろの組織を焼き、メスで削りながら除去(くり抜く)する電気メス分解法などもあります。

この切除縫合法は、再発率が低いという点においては効果的な治療法ですが、他にも次のような特徴が挙げられます。
切除手術の特徴
チェック特徴

ある程度、大きくなってしまったほくろは、この方法でしか除去できないため、比較的、大きなほくろ(目安は5mm以上)を取るときに選択される治療法

チェックメリット

・再発のリスクが低い!

チェックデメリット

・ほくろの形状に沿って切り取るのではなく、少しゆとりをもって切除するため、傷跡(線状)が大きくなりやすい…
・レーザー治療に比べると、治療時間が長く、費用が高い…


切除手術以外に考えられるほくろ取り治療の予備知識

治療写真切除手術で用いるメスに代わって、レーザー光を使ってほくろを取る方法がレーザー治療です。

ほくろ除去に用いるレーザーには、CO2(炭酸ガス)レーザー、Qスイッチレーザー、ダイオードレーザーなどの種類がありますが、医療機関で、比較的よく使用されているレーザーはCO2レーザーのようです。
CO2レーザーの特徴
そもそも、ほくろとは、メラニン色素を生成するメラノサイト(色素細胞)が、表皮と真皮の境界部で異常増殖した〝母斑細胞〟と呼ばれる細胞のことで、ほくろが黒(茶褐色)く見えるのは、メラニン色素が集まっているためです。

そこで、CO2レーザーを患部に照射して、皮膚に含まれる水分と一緒にほくろ組織をレーザー光で蒸散させることでほくろを取り去ります。

もう少し分かりやすく説明すると、要はCO2レーザーで患部の皮膚を少しずつ蒸発させながらえぐり(削り)取っていくようなものです。
皮膚の構造イメージ
したがって、レーザー光のエネルギーが強すぎる(深く広く除去)と皮膚の窪みが目立ってしまい、逆に弱すぎても、ほくろをうまく除去することができません。

そのため、まず最初にCO2レーザーを一定の範囲まで照射し、その後、メラニン色素だけに反応するレーザーを使って取り残した色素を破壊していく2段階方式による治療法を取り入れているクリニックもあるようです。
レーザー治療の特徴
チェック特徴

悪性黒色腫の疑いがあるほくろには、レーザー治療は行えない(理由:レーザー光でほくろ組織を焼いてしまうので、組織の病理検査ができないため)

チェックメリット

・1回の治療時間が短い!
・メスを使わないため、出血が少なく傷跡も小さい!
・メスを使うことが難しい部位のほくろにも治療が可能!

チェックデメリット

・照射後、1週間~10日程度はシミになりやすいため、直射日光には十分気を付けなければならない…
・なるべく傷跡が残らないよう、ギリギリの深さでレーザーを照射するため、切除手術に比べると再発率は高い…
・一度きりの照射では取りきれないものもある…