実践!女性のための美容&美肌雑学
フラクセルの効果と副作用top
Topたるみシミ・シワ・肌荒れ脂肪・セルライト
黒ずみあざ・ほくろ便秘その他

コレだけは押える!フラクセルの効果

そもそもフラクセルとは、医療用レーザーの研究者として知られるロックス・アンダーソン博士(ハーバード大学医学部)が、2004年に発表したレーザーを使った治療法に関する論文がキッカケとなって誕生した医療機器です。

フラクセル画像このマシンを開発したのは、米国のリライアント社(現在は、サーメージ社と合併してソルタメディカル社)ですが、フラクセルという名称は〝Fractional Resurfacing(細かく分割したリサーフェシング)〟が基になっているようです。
フラクセルの特徴
コンピュータ制御されたレーザー光線を、直接、皮膚に照射して様々な肌トラブルの改善効果を試みるという点においては、フラクセルも基本的に他のレーザー治療器と変わりませんが、備わっている機能(技術)が、従来のマシンとは大きく異なります。

レーザー照射イメージ一般的に美容治療で使用される医療用レーザーの照射ビームは、これまで、どんなに小さなものでも、直径数ミリ程度という大きさでしたが、フラクセルの照射ビームは、ミリ単位よりも遥かに小さいマイクロメートル(ミリメートルの1,000分の1)という単位でのレーザー照射が可能となっています。

そのため、照射ビームの直径が大きい従来のレーザー機器に比べると、フラクセルはレーザー光線の本数をより多く照射することができます。

つまり、同面積にレーザー照射をした場合、フラクセルではレーザー照射される部分とされない部分が混在するわけですが、この違いが他のレーザー治療器には見られない大きな特徴のひとつといえるでしょう。
フラクセルの効果
メスを使った外科手術などに比べれば、レーザー治療は肌への負担が少ない治療法だと言われていますが、レーザーは高エネルギーの光であり、この光エネルギーが物に当たり吸収されると、瞬間的に熱エネルギーへと変わる熱作用を利用した治療法なので、肌への負担が全くないわけではありません。

レーザー照射イメージしかし、照射ビームの直径が極めて小さいミクロレベルのレーザー照射が可能なフラクセルを使えば、他のレーザー機器を使って同じ面積にレーザー照射したときに比べて、皮膚に与える負担を軽減(← フラクセルは皮膚にミクロレベルの穴を形成し、熱エネルギーによるダメージがあるところとないところが存在するため)することができます。

つまり、レーザー照射しない皮膚組織をあえて残すことで、正常な皮膚組織がダメージを受けた組織を取り囲むようにして、古くなった肌が徐々に新しい肌に置き換わるよう促すため、ダウンタイムが少なくて済むのです。

しかし、別の見方をすれば、フラクセルはレーザー照射をしない皮膚組織(通常、1度に行える肌の入れ替え率は5~20%程度)を残しながら少しずつ改善効果を上げていくマシンなので、全体の皮膚を入れ替えるには複数回(目安としては、概ね5~10回程度)の施術が必要になってくる治療法であると言えます。
フラクセル効果が期待できる主な症状
特に適しているとされる症状:ニキビ跡(肌の凹凸)、毛穴の開き
その他の症状:シワ、シミ、くすみ、美白、色素沈着 …etc




コレだけは押える!フラクセルの副作用

老化によって衰えた使い古しの肌を5~10歳分若返らせる(肌を入れ替える)最先端技術のマシンとして、美容業界では広く注目されているフラクセル治療ですが、副作用やデメリットが全くないわけではありません。

そこで、フラクセルにはいったいどのような副作用やデメリットが考えられるのか・・・

その主な事項をいくつか挙げておきましょう。
フラクセル治療で考えられる副作用・デメリット
チェック複数回の治療が必要!

トリートメントレベルと呼ばれるパラメータが採用されているフラクセルでは、肌の入れ替え率に上限があるため、1度の治療ですべての皮膚を入れ替えることはできない。通常は1回の治療で5~20%の間で設定することが多いようで、少なくとも4~6回程度の治療(治療期間でいうと半年程度)が必要となる。

チェック治療費が高い!

美容目的の治療は保険適用外となるため、治療費は全額自己負担となるが、フラクセル治療に掛かる費用は、比較的高めに設定されているクリニックが多い。1パーツ(頬、額、首、手の甲といった部位)1回の治療で概ね3~5万円前の費用が発生し、複数回、あるいは顔全体といったような広範囲の治療を希望した場合には、軽く10万円を超えてしまうため、自分のお財布事情を考慮した上で治療に臨まないと中途半端な治療で終わってしまう恐れがある。

チェック照射中(あるいは照射後)に起こりうる症状

フラクセル治療において避けて通れない副作用が、治療時の〝痛み〟と治療後に起こりうる一時的な腫れや赤み。初期マシンに比べ、進化した新機種のフラクセル2、3は、肌への負担も軽減されるよう改良(例 … 初期機種に比べ、最新の機種はヒートショックゾーンと呼ばれる皮膚組織がダメージを受ける領域を最小限に抑えることができるため、治療時の痛みや治療後の腫れが低く抑えることができる)が加えられてはいるが、これらの副作用が全く現れないというわけではない。また、出力レベルを上げれば、それだけ腫れや赤みが強く出やすくなるので、仕事柄、このような副作用が目立つと困るという方は、長期休暇でも取れない限り治療は避けた方が無難。
上記のような副作用やデメリットが挙げられることから、フラクセルが必ずしも万人に適した(経済的な事情も含めて)美容治療であるとは限りません。

そのため、これらの副作用やデメリットを十分に理解した上で、治療の有無をじっくりと検討した方がよさそうです。