実践!女性のための美容&美肌雑学
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ウルトラアクセント画像メスを使わない脂肪吸引と呼ばれる痩身治療はいくつかありますが、身体へのリスク(負担や副作用)が少なく、安全かつ高い効果が期待できるとして、美容業界で注目されているのが〝ウルトラアクセント〟治療です。

近年、日本国内でもウルトラアクセント治療をメニューに加えるクリニックも増えていますが、その痩身効果に対する患者の評価は賛否両論のようです。

そこで、そもそもウルトラアクセントとは、どのような仕組みのマシンで、いったいどんな特徴が見られるのか、そのあたりの基礎知識についてまとめておきましょう。




コレだけは押える!ウルトラアクセントの効果

ウルトラアクセントとは、イスラエルにあるAlma Lasers社が開発した製品(Accent Ultra)であり、日本国内のクリニックで治療が行われるようになったのは、2009年~2010年頃と最近のことです。

そのため、従来の痩身治療(脂肪吸引やカーボメットなど)などに比べると、まだ新しい治療法といえますが、ウルトラアクセントに搭載されている機能に対する、美容業界における注目度は非常に高いようです。
ウルトラアクセントの特徴
ウルトラアクセントの機能を一言で説明すると〝超音波〟効果と〝高周波〟効果を利用した痩身マシン…ということになります。
超音波
実は、これまでも超音波や高周波を使った美容治療はありましたが、ウルトラアクセントには、従来の治療器にはなかった機能が搭載されています。

その機能とは、横波の剪断波(ShearWave)と圧縮波(PrimaryWave)による超音波エネルギーです。

従来の超音波機器といえば、縦波の性質を利用したものが主流(横波は縦波に比べて伝播しにくいなどの問題点があったため…)でしたが、この縦波による超音波エネルギーを皮膚表面から照射すると、脂肪だけでなく、表皮や血管、あるいは骨や神経といったあらゆる組織に影響(ダメージ)を与えてしまう危険があるため、他の周辺組織への影響も考慮しながら治療を行わなければならず、出力レベルを抑えながらの治療が試みられていました。

ところが、ウルトラアクセントに搭載されている横波の性質を利用した超音波には、脂肪細胞膜の固有の周波数に同調させて共振作用を起こすことが可能なため、縦波の超音波とは異なり、脂肪細胞膜だけを選択的に破壊することができます。

つまり、ウルトラアクセントを使った痩身治療では、他の周辺組織への影響を心配することなく出力レベルを設定できることから、従来の超音波マシンよりも効果的に脂肪を減少させることができると考えられています。
高周波
さらに、ウルトラアクセントには特殊な超音波のほかにもうひとつ大きな特徴があり、その機能が〝高周波出力装置〟です。

超音波によって脂肪細胞膜を破壊すると、細胞膜が破裂し、液化した脂肪が溢れ出てきますが、次の段階として、この溶けた脂肪を体外に排出してやる必要があり、その排出促進をサポートするのが、この高周波出力装置というわけです。

つまり、超音波照射後に高周波を照射することで、体内で溶けた脂肪を積極的に血管やリンパ管に取り込ませるのが目的です(最終的には、肝臓での代謝処理により、尿や便となって体外に排出される)。
超音波
照射
矢印
高周波
照射
矢印
脂肪細胞の減少
部分痩せ効果


知っておきたいウルトラアクセントの副作用と落とし穴

特殊な超音波エネルギーによって脂肪細胞のみを破壊することを可能としたウルトラアクセントは、副作用もなく、従来のマシンよりも高い痩身効果が期待できるとして、日本国内でも導入するクリニックが増えていますが、治療を受けたすべての患者が、治療後の痩身効果に満足しているわけではないようです。

そこで、ウルトラアクセント治療には、どのような問題点がみられるのか・・・

その主な事項をいくつか挙げておきます。
ウルトラアクセント治療の問題点
チェック脂肪吸引に比べると、効果・即効性は劣る…

矢印メスを使わない脂肪吸引と呼ばれてはいるものの、脂肪吸引のように、体内から直接、脂肪そのものを物理的に除去する機器ではないため(その分、身体への負担は少ない)脂肪減少という点においては脂肪吸引よりも劣る。

チェック内臓脂肪には効果がない…

矢印あくまで皮下脂肪の減少を目的とした治療器であり、内臓脂肪を原因とした部位のサイズダウンは難しい(ただし、この点は脂肪吸引にも同じことが言える)。

チェック複数回の治療が必要…

矢印1回の治療で痩身効果を実感している人も中にはいるが、複数回の治療を受けてから徐々に部分痩せ効果を実感している人の方が多い。

チェック治療が受けられない体質の人もいる…

矢印妊娠中(妊娠の可能性がある)の者、心臓ペースメーカーの装着者、電子機械・金属などの人工器官、人工物・金糸、導体物等の内蔵者、糖尿病、心臓疾患、出血性疾患、ケロイド体質の方などは治療自体が受けられない。
ウルトラアクセントは、痛みや腫れといった副作用が少ない治療法と言われていますが、上記に挙げたような特徴も見られるので、痩身効果を過剰に期待しすぎてしまう人ほど、思い描いていたような効果が得られずガッカリ・・・と感じてしまうようです。

そのため、医師側が想定している効果と、患者が望んでいる痩身効果との間にズレが生じないよう、治療前に行うカウンセリングの際には、十分に話し合い、納得のいく説明が受けられないようなら治療は諦めるくらいの気持ちが大切です。